《ジョジョ 第6部 ネタバレ》アニメ化でジョジョが打ち切りに！？ジョジョ第6部アニメ化の問題点を考察します！
おはこんばんは！たこやきです。
「ジョジョの奇妙な冒険」という漫画は、少年誌とは思えないギリギリの内容で攻めてくる、とても挑戦的・前衛的な漫画です。
今回アニメ化する第6部も、かなり社会的にセンシティブな内容を含んでいます。
場合によっては、「アニメ打ち切り」もあるのでは？と思っています。
そこで今回は、せっかくのアニメ化に水を差すようで恐縮なのですが、ジョジョ第６部 ストーンオーシャンのアニメ化について、社会的な問題点を考察していきたいと思います。
ネタバレ要素があるので、「絶対ネタバレしたくない」という方は、ブラウザバックをお願いします。
徐倫の自慰でジョジョ打ち切り！
ストーンオーシャンの第1巻冒頭、いきなりなんですが、主人公の徐倫が留置所にて、
「マスター○ーションをした」「看守に見られた」
と落ち込んでいる描写があります。
実際ソノ場面の描写ではなく、徐倫がそう言っている場面です。
・・・おいおい、少年誌だぞ！？と連載当時は思いました（笑）。1話でもぉ即連載終了か！？とあせりましたよ・・・。
ですが掲載されましたし、コミック版・文庫本版でも削除・変更されていないので、漫画的にはOKなんですかね・・・？
でも、たとえ深夜アニメとはいえ、地上波アニメで女性のこの発言は、どうでしょうか！？アリなんですかね？
ひょっとすると、アニメ版ではカット、変更が入るのではないか、と思っています。
まあ、放送できないというほどでは無いと思いますがね。
2022年1月8日追記：
さきほど地上波アニメを視聴し、みごと「マスター○ーションをした」と言ってましたね♪
深夜とはいえ、アニメで「マスター○ーション」発言の完全再現は英断ですよ！制作陣の英断に敬意を称するッ！！
・・・でも、さすがに「トム・クルーズ似」は言ってなかったですね。
ディズニーネタでジョジョ打ち切り！
第6部の終盤、「ウンガロ」というキャラクターが登場し、スタンド「ボヘミアン・ラプソディー」で大混乱を起こしました。
「ボヘミアン・ラプソディー」は、「物語のキャラクターが現実になり動き出す」「現実化したキャラクターは、原作を再現する」という能力です。厳密にはそれ以外の効果もあるのですが、ここでは解説を割愛します。
この能力により、物語からキャラクターが発生。「スパイダーマン」「ミッキー」「ピノキオ」「白雪姫」などが現れました。
さすがに作者も配慮しており、スパイダーマンは手だけの描写、ミッキーはネズミの尻尾のシルエットのみの描写、ピノキオは荒木流に大幅にデフォルメ、白雪姫は荒木風の女の子、として描かれています。
恐らくこの程度ならば大丈夫でしょうが、ディズニーは大変著作権・商標権に厳しいことで知られています。
過去、黒い●3つでミッキーのようなシルエットを作成したというのが原因で、ディズニーに訴えられるという裁判が多数、起こっています。
さすがに尻尾のシルエットだけでは大丈夫・・・と思いますが、でもはっきり「ミッキー」と言っていますし、ちょっと危なそうです。
このシーンは正直カットしてもストーリーに影響ないでしょうし、アニメ版ではカットされるのではないか？と思っています。
ラスボスがキリスト教の神父でジョジョ打ち切り！
こちらは正直、かなり問題だと思います。
第6部のボスキャラ的位置にいるのは、「エンリコ・プッチ神父」です。
プッチ神父は神父、すなわちキリスト教カトリックの司祭であり、G.D.st刑務所の教誨師です。
徐倫に無実の罪を着せ、G.D.st刑務所に収監されるのを待ち伏せし、罠にはめた人物です。
そんな彼の行動理由ですが、まずは「生前のDIOの親友（恋人？）」であり、「DIOの弔い合戦」。
そして何より、生前のDIOが目指していた、「天国へ行く方法」の実現、です。
① 聖職者である神父が悪役である
② 神父が吸血鬼と親友であるということ
③ 吸血鬼が天国に行く方法を見つけており、それを神父が手段を顧みず、試みようとしているということ。
この3点、キリスト教的にはかなり冒涜した設定ですよね。
ジョジョが日本から消えた日が、あったんです
かつてジョジョは、短期間ですが、書店からコミックが消えた時期がありました。
今は昔、1993年に、ジョジョ第3部がOVAとしてアニメ化されました。
ジョジョ初のアニメ化であり、全6巻、VHSビデオ（ビデオテープ）でのリリースでした。エジプト上陸～DIOとの死闘を描いています。
その後、2000年に同スタッフにて第3部の前半部分が作成。全7巻でした。
さらにその後、2007年に、同スタッフにて劇場版第1部のアニメが公開。
この劇場版公開後まもなく、「ジョジョがイスラム教を冒涜している」というバッシングが起こったのです。
問題個所は2000年の第3部前半部分のOVA、DIOがホルホースに命令を下しているシーン。
DIOが読んでいる本の表紙に、イスラム教の聖典「コーラン」の一文が書かれていた、ということです。
原作では、DIOの持つ本の表紙には何も書かれておらず、アニメ制作側のオリジナルアレンジでした。
このバッシングによりOVAは絶版・回収、劇場版は公開中止かつDVD等の出版見合わせ、コミックも一部修正のために回収、という大騒動になり、一時期ジョジョが書店から姿を消してしまいました。
この時は、私はホントに「ジョジョ終わった」と思いました。
イスラム教ほど目くじらを立てたりはしないのでしょうが、今回はキリスト教。それも前回と違い、明らかにキリスト教の聖職者が悪役として描写されており、かなり心配です。
おそらく第6部アニメ制作陣もこのことは承知しているでしょうし、何らかの対策をとるのではないでしょうか。
ひょっとするとプッチ神父を「神父」ではなく「キリスト教系の新興宗教の狂信者」とか「単なるDIOの親友・崇拝者」などという設定にし、問題を回避するのではないか？ともおもっています。
でも、プッチ神父は神父であるがゆえに魅力的なんだと思います。
プッチ神父のセリフは、説教・教訓のようなものが多く、聖職者としての彼の信念や信仰心がよく感じられます。
プッチ神父のキャラクターは完全に「神父」として完成されており、これを急に別の立場の人間とすると、かれのアイデンティティが大きく変わってしまうと思います。
安全に神父以外の立場としてアニメ公開するか、今まで通り原作再現を優先するか・・・。ファンとしても大変悩ましいところですが、個人的には原作再現をお願いしたいところです。
後日追記:原作完全再現！そのまんま、神父でした！
神父が作品内で明確に登場するのは、ジョリーンたちがフー・ファイターズに勝利した直後。
DISCが保管されている農場倉庫内にて、同行した看守に
「神父様」
と呼ばれるシーンがあります。
アニメではどうだろうか…とドキドキしながら観ていると…
ハッキリ、神父様と呼んでいました！
とりあえず、今のところは問題になっていないようですが、注意して見守っていきます。
何もできないですけどね（笑）。
《まとめ：ジョジョ第6部の打ち切り問題シーンと変更予想》
① 徐倫の「マスター○ーションをした」発言はカット ⇒ 2022年1月8日追記：ノーカットでした、万歳！！
② 終盤に登場するミッキーの尻尾シルエットはカット
③ プッチ神父の「神父」設定の変更
ちなみに、①の自慰発言は、そのまま採用されたようです。
2021年12月3日現在、Netflix版のみ配信開始、地上波ではまだ未放送なので確認は取れてないのですが、そのシーンで喜んでいるYoutube動画を見ましたので、おそらく間違いないかと。
さすがジョジョアニメ、俺たちにできないことを平然とやってのける、そこにしびれる、あこがれるぅ！
2022年1月8日追記：自慰発言、ノーカットでした、万歳！！
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《あわせて読みたい！関連記事》
https://illustvillage.com/article/jojo6last/
作中屈指の強キャラ、「メイドインヘブン」の倒し方について、考察した記事はこちら。
プッチ神父の目的について、やや妄想気味に考察した記事もあります。時間が許せば、ぜひご一読ください。
あらすじでは触れなかった、6部に登場する魅力的なキャラクターたち。
その中でも異彩を放っていて、かつとても難解な能力を持つ「ケンゾー」についての記事はこちら。
⇒ ジョジョ第6部・ストーンオーシャンの意味不明スタンド！「ケンゾー」の「ドラゴンズ・ドリーム」について、分かりやすく解説します！！
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