《鍵の交換 勝手口》電子キーで閉めた鍵が、停電で開かなくなったらどうなるの?《セキュリティ対策》
おはこんばんわ!!たこやきです。
皆さん、玄関の鍵は、どんなカギですか?
普通のギザギザの鍵の形も、穴の開いたディンプルキーの方も、オートロックやスマートロックなんて方もいるでしょう。
私たこやきの自宅は持ち家でして、玄関のカギはオートロックの電子キーです。
リモコン形式で簡単に開閉できて、とっても便利で重宝していました。
ですが、便利さの陰にはいつも落とし穴があるものと、思い知らされる出来事がありましたので、
皆様に注意・警告させていただきます。
電子キーは停電時には作動しなくなる!
電子キー対応のカギは、当然ですが家の電気を電源元としています。
ですので、家が停電してしまいますと、
電子キーを持っていても全く作動しない
という悲しい目に合うことになります。
停電が一時的ならばいいですが、
ブレーカーが落ちて停電になった場合、ブレーカーを元に戻すしか停電から復旧することはできません。
ちなみに私たこやき、暖房器具をつけたまま電子キーで施錠して出かけてしまい、
帰宅したらブレーカーが落ちていて、家に入れなくなってしまいました。
キーの電池が切れたと思って、電池を買いに行ってしまいました…
結局家に入るために、夜の7時に鍵の専門店に連絡しました・・・。
電子キーのピッキングは大変困難(らしい)!!
幸い鍵屋さんは、夜にもかかわらず30分ほどで駆けつけてくれました。
ですが確認して一言、
「これはピッキング(鍵穴に器具を入れて鍵を開ける開錠方法)はほぼ無理ですね…。」
当然玄関にも鍵穴はあるのですが、鍵なんぞ持ち歩いていなかったですし、
またそのカギが対ピッキング性能が非常に高い、穴の開いた「ディンプルキー」でして、ほぼピッキングは無理なのだそうです。
開けるためには、単純に
「ドリルで鍵をぶち壊す」
しかないとのことでした。ンなアホな・・・。
カギを壊すだけで、約9万円の出費!!
さすがに玄関のカギを破壊されては困るので、裏の勝手口(旧ナメクジ発生所)のカギを見てもらいました。
勝手口のカギはディンプルキーではないのですが、
これまたピッキングが難しいタイプだそうで、壊すしか開けられないとのことでした。
壊すには作業代・出張費・夜間加算で約9万円!!
・・・うそでしょー、こないだ間抜けな理由で50万円出費があったばかりなのに…。
これが、厄年ってやつか…
でももう壊してもらうしか家に入る方法がないので、断腸の思いでぶっ壊してもらいました。
作業は30分ほどで終了。
ドアは少々傷つきましたが、2つあった鍵は破壊、見事勝手口が開きました!!
ばんざーい!!
・・・喜ぶなー(怒)!!!
鍵穴(シリンダー)は簡単に購入・交換できる!!
しかし不幸中の幸い、鍵のシリンダーという部分のみをうまく壊せたので、
後日シリンダーのみを交換をすれば、ドアは問題なく使用できるとのことです。
しってましたか?
ドアをロックすると、ドアの中から引っ掛かりが出てきて、壁側の溝に入ることでドアが開かなくなりますよね?
あの構造の部分と、鍵と鍵穴の部分(シリンダー)は独立しており、シリンダーだけ交換することも可能なんだそうです!!
私は今まで、そんなことちっとも知りませんでした。
翌日さっそく調べてみると、ドライバー1本で、だれでも取り付けができるそうです!!
また業者さんを呼ぶと余計にお金がかかってしまいますし、自分で取り寄せ・取り付けをしてみよう、と思いました。
シリンダーの種類を調べよう
ただし、シリンダーにもいろいろ種類があります。
気を付けなければならないのは、
まずシリンダーの種類です。
今回購入したのは、国内の鍵メーカー最大手「MIWA」社 製のものです。
MIWA社製のシリンダーのうち、勝手口に使用されるタイプのものは
「LZ-1」「LZ-2」「LZSP」
の3種類が主、らしいです。
このLZ-1とLZ-2、厄介なことにシリンダーにはどちらの場合も
「LZ」
としか刻印されていません。
ですので、
「2本のねじ穴の幅で判定する」必要があります。
幅13mmが「LZ-1」
幅18mmが「LZ-2」
です。
ほかにも鍵の形の種類が「U-9」「PR」「PR-J」「JIN」とあり、
ディンプルキーだったり色々なバリエーションがありますが、
好み・用途によるタイプ分類であり、取り付け上、鍵の形は関係ないそうです。
ドアの幅を調べよう
シリンダーはクルクル回すと伸縮するようにできており、
ドアの幅に合わせてある程度調節できるようになっています。
ですが、ドアの幅とシリンダーの長さがあまりにも食い違うと、取り付けできないそうです。
シリンダーの伸縮部分とドアの幅を確認し、適合するものを購入しましょう。
ねじ穴の幅とドアの厚みさえ気を付ければ、
「MIWA」以外の会社のシリンダーでもいいみたいですよ。
ただ、ドアの形状によっては専用のシリンダーが必要な場合もあるので、
そこは要確認です。
ドアの鍵が2か所なら、シリンダー2個セットのものを購入しよう!
鍵が2か所あるなら、シリンダーを別々に2こ買うのではなく、
シリンダー2個セットのものを購入しなければなりません。
別々のシリンダーだとキーも別々になってしまい、
勝手口だけでキーを2つ保管・持ち歩かなければならなくなります。
シリンダー交換はとっても簡単!!
今回、勝手口のシリンダーは破壊され、だれでも入ってこれる状態になってしまいました。
ですので適合するシリンダーを、AMAZONで速攻購入。
2日で届きました。
届いた翌日にさっそく取り付け開始。
家の内側から、ドライバーで2か所、ねじを固定。
一応内側からも、外側からも、鍵の開閉ができることを確認し、
10分ほどで作業終了。
ほんと、それだけです。何にも気を付けることなし。
誰でもできます。
いや、こんなことで業者さんを呼ばないでよかったー。
2度と過ちを犯さないためには?
いやしかし、2度とこんな散財はごめんです。
ですので、皆さんも出かけるときは、以下のことに気を付けてください!!
① 電化製品(特に暖房機)を大量につけたまま出かけない
② 電子キーのほかに、通常のキーや勝手口のキーを持ち歩く
③ スペアキーを親などの別居家族に渡しておく
どんどんと便利になる世の中ですが、便利になるにつれて思わぬ落とし穴があるものです。
鍵を持っているのに家に入れない、なんて喜劇を起こさないように、皆さんも注意してくださいね。
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