《暖房器具 故障》シャープ製セラミックファンヒーター、入タイマーが点灯・点滅し、電源が切れてしまう不具合が発生!!《修理報告》
おはこんばんわ!たこやきです。
今回は、タイトル通り。
シャープ製セラミックファンヒーターが不調だったのですが、部品交換だけでアッサリ直ってしまったので、修理報告をしようと思います。
困ってこのページにたどり着いた方様に、先に結論と概要を箇条書きします。
故障商品名:シャープ社製 セラミックファンヒータ HX-G120
不調内容:運転開始数分後、入タイマーの6時間・7時間・8時間のランプが勝手に点灯・もしくは点滅し、アラームが鳴る。さらに数分後、電源が自動的に落ちる。
復旧方法:内部の加湿フィルター(1540円+送料500円)の交換、内部洗浄
結果:交換後約1か月、症状再現なし
以上、終わりっ!!!
・・・でもいいのですが、一応、細かい経緯や注意事項などを、備忘録も兼ねて記載しておきますね。
セラミックファンヒータが、突然故障…
つい先日、着替えや食事の際のピンポイント暖房用に使っている、
シャープ社製セラミックファンヒータ HX-G120
が、故障しました。
この暖房機、長女が生まれた年の冬、2017年に購入。エアコンで部屋が温まる前などに使用。速攻で温まるので重宝してました。
また、ハロゲンランプヒーターなどとは違い、温風が出るので火傷等の心配が少なく、小さい子供のいる我が家では、安心して使えるのも、大きな利点でした。さらに加湿機能付き。冬場はヘビロテでした。
しかし2020年冬、久しぶりにHX-G120を出して起動。1か月もすると、上記の症状が出始めてしまいました。
Google先生に聞いてみても、Yahoo知恵袋の投稿でも、
「入タイマー点滅は温度センサーの故障。修理は高くつくので買い替えをお勧めします」
とつれない返答ばかり。
一応、加湿フィルター周囲の清掃を行いましたが、症状は改善せず。
ただ、気になるのが「加湿フィルター」、長年の使用で白い塩分?塩素?がビッチリ析出し、中のオレンジの紙も硬くなっていました。
もしくはこれが原因で、内部温度が異常に上昇、温度センサーが異常停止を指示しているのでは!?と思い、一か八かで購入。
楽天市場で1540円+送料500円で買えました。
本体の新規購入は、同機能の現行機が約23000円ほどですので、これで治ればめっけモノです。
到着まで、ドキドキしながら待っていました。
セラミックファンヒーター修理:加湿フィルターの交換手順
1週間と待たず、加湿フィルターが到着。
さっそく、分解・交換を行いました。せっかくですので、写真付きで、簡単な手順説明を。
セラミックファンヒーター修理:① コンセントを抜く
セラミックファンヒーター修理:② 給水タンクを取り除く
セラミックファンヒーター修理:③ 背面下部のパーツを引き出す
引き出すだけで、簡単に出てくると思います。
セラミックファンヒーター修理:④ 加湿フィルターを取り出す
「あつい ちゅうい」と書いてある部分を、上に引き抜けば取り外せます。
セラミックファンヒーター修理:⑤ 新しい加湿フィルターを取り付ける
取り外し時と同様に、ただ差し込むだけです。
セラミックファンヒーター修理:⑥ 各パーツを元に戻す
逆の工程で、各パーツを元に戻します。
きちんと嵌まっていないと、引っかかって収納できないことがあります。よく見てみれば、嵌まり込んでいなくて浮いている部分があると思いますので、最後まできちんとはめ込んでください。
とまあ、これだけで、作業はとっても簡単。
10分もかからずに終了しました。
さあ、治ったかしら、ドキドキ…。
アッサリ、修理完了!完治しました!
おそるおそる電源を入れてみると、5分経っても10分たっても、入ランプ点滅は発生せず。
その後1か月ほど経ちましたが、症状の再現はなく、問題なく動作しています。
やった、ラッキー!!!
《注意点・まとめ》
注意①:2週間おきの各パーツ洗浄
注意②:2年おきの加湿フィルター交換
注意③:本体の転倒を避ける
注意点としては、メーカーは各パーツの2週間おきの清掃を推奨していました。
私、1シーズンに1・2回しか洗っておりませんでした…。
あるいは、もう少しこまめに洗浄していれば、このようなエラーも起きなかったかもしれませんね。
また、今回交換した加湿フィルターですが、そもそもこのパーツは消耗品だそうでして、メーカーは約2年での交換を推奨しています。
もちろん説明書なんて読まない私、今回の件で初めて知りました。
やっぱり、説明書は目を通すべきですね。
また、他の方の故障報告の中には、温度センサー基板の腐食が原因だった、という人もいました。
この場合だと、加湿フィルター交換では治らないでしょうね。
この機種の欠点としては、本体が転倒すると、中から水が流出してきます。
この水が基板部分に入り込むことによって、基板部分の腐食につながるかもしれません。
本体の転倒や傾けるような操作は控えた方が良いかもしれません。
以上に気を付けて使用すれば、大変有能な暖房器具です。ご使用中の方は、末永くご愛用いただけるよう、ぜひメンテナンスはしっかりとお願いします。
今回の情報が、皆様のお役に立てれば幸いです。